ツバサの既巻24冊とりあえず全部読みました。
(以下独り言)
なんというか、掘り出し所が非常にある漫画だなこれ。
話としてもまあ面白いんだけど、とりあえず絵が上手いんでそれだけで割に買う価値がある。
で、2次創作にうってつけな要素がごまんとあって驚き。
少女漫画とか少年漫画とかの要素にちゃっかりBL臭が加味されてるちょうどよさが凄いな...
クランプ凄いわ。真淵が広いわ。
しかもいい感じに鬱なストーリー展開でなかなかいいです。
ファイさんが思ったより弱い人だったのに驚いたけど。もっと飄々としてると思ってた。
くろがねは本当に思った以上に自分好みだった。
シャオロンもさくらも好きですよ。あのあたりの微妙な人間関係のややこしさは面白い。
しかしあの2人はお互いに相手への干渉具合が違うのがおいしいところだな。
ファイはわりと自分と戦ってるけどくろがねはただひたすらに誠実だからなあ。
なんかもう...ファイはほんとにくろがねさんが好きなのね。そうなのね。
フィルタとかでなく、クランプ漫画ってそういうとこあるよな。
くろがねからファイは実はそんなに過干渉じゃなく、ファイが構ってほしそうに無茶するからくろがねが色々犠牲にしてる感じ。
だから黒→ファイはちとしんどいかな。
ファイ→黒の黒ファイ黒くらいが好みです。しかしそんな思考の同志をみつけるのは難しそうだ。
ファイが惜しいんだよな...なんか自分的に足りてないんだー。もうちっと何か欲しかった。
このあたりでいくらかは楽しめそうです。
大ブームになることはないが、ちょっとした秋の隙間の萌え産業ですね。
しかし一番好きなのは堀鍔ネタだなあ。パラレルで、なにも辛い事無くキャラだけが同じと言うあのシチュエーションは想像し易いよ。
こう考えるとやっぱゾサって凄いのな。普遍的なのな...
愛情を超えた仲間意識の中で、俗なものにちょっぴり手をつける、あの2人の感じはワンピだからこそ、かな。
なんかあの漫画はプラスの気を出しすぎてるよな。
最高に解り易くて2次元らしくて王道なんだよ。凄い事だ。